一九九三年十二月二十日
韓国・済州研修院
神の願いは親を訪ねていくこと
エバは、真の父の話を絶対(視して)聞けばいいのです。(はい)。今、あなたたちの使命を先生がやっているのです。先生が乗っ取って蕩減復帰したので、先生が言うとおりにやるのです。五万人、まずもって完了しました。それは誰も信じませんでした。分かりましたか? 先生が言うのだから、やってみなさい。やってみてから不平を言いなさい。みな日本の輩たちは、先生が命令したら、「日本の現状に合わない」と、みんな足の下に敷いてしまうのです。そんなことでは、ぺちゃんこになるのです。主体を無視する客体はあり得ないのです!分かりましたか? (はい)。誰が主体ですか? (お父様です)。お父様が主体です。
日本は国がないのです。お母様は国がないのです。エバ国家がないのです。エバ国家の上に新婦として立つべきなのに、その国がないのです。英米仏。英国の代わりに日本を立て、日本の国をつながないといけないのです。全国がそうなり、女の国教の国になったと同じようにです。分かりますか? キリスト教の国教の国になったと同じように、先生と女だけが完全に一つになれば、男は反対しても、それは自動的に消耗していくのです。
だから、神様の願いは、親を訪ねていくことです。第一先祖が失敗したことを、イエス様を中心として蕩減復帰しなければなりません。メシヤを中心として、家族基準を中心として、国家基準を願って、それを完成しようとしたのですが、これも成せないし、これも成せなかったのです。再臨の主には、一、二、三。全体です。ここを復帰しなければならなかったのです。第一先祖の失敗を復帰しないといけないのです。第二先祖の復帰がこれです。同じです。分かりましたか? これをこう。これがこうなるのです。分かりましたか?
(先生が図―1を書かれながら説明される)
これが第一先祖、第二先祖、第三先祖です。再臨は第三完成のアダムです。国家的、世界的基準です。これを全部横的平面を中心として、一代完成、二代完成、三代完成です。世界的に、これはこうなってぷーっと押せば、(先生が両手でもって押すしぐさされる)こうなるのです。地上平面に立つのです。分かりますか? アダム家庭も平面で完成基台を願ったのです。イエス様も平面です。平面でなければ、縦的国家を中心として神様が介在することによって、縦的定着期間の基準が狂ってしまうのです。その定着基準は、この中心とこの中心です(先生がの丸を示される)。分かりましたか? だから、これは六〇〇〇年の歴史を通過してきます。六〇〇〇年です。
これは何かと言うと(先生が図―2を説明される)、第一アダム、第二アダム、第三アダムです。これは神様から見たら、六〇〇〇年かかったのですが、これは第一長男、次男、三男です。分かりましたか?
(はい)。これを、縦的な基準がここにきて、ここへずーっと(縦的に下りてきて)定着して完成した場合には、第一先祖、第二先祖、第三先祖と、平面圏に伸びるのです。第一先祖はこれです。分かりますか? これは第二先祖です。これを中心としてイエス様です。これが結局、第一、第二、兄弟になるのです。兄弟です。兄弟は平面上に立ちます。分かりましたか? (はい)。
だから、縦的な六〇〇〇年間、三代の第一、第二、第三の先祖は、神様から見た場合には、三番目は、第一の子供、第二の子供、第三の子供になるのです。それが平面的に、アダム完成自体も平面的完成すべきことが、平面で成されなかったのです。平面になるというと、それは三代が平面で、三人の子供になるのです。兄弟関係になるのです。分かりますか? (はい)。
平面は兄弟関係です。そうでしょう? 長男、次男、三男です。これは平面的です。これは縦的ではないのです。神様から見ると、神の地上完成を定着した場合には、これをそのまま延長すれば、これ自体を延長したと同じように、歴史的な六〇〇〇年の三代の先祖は、平面的に一度にこういうふうになるのだから、それは三人兄弟の立場に立って一平面圏に入るのです。それを四十年間で蕩減しないといけないのです。一代でもって、父母を中心としての三人の子供が、地上で定着することができるのです。分かりましたか? (はい)。
そうなるというと、これは第一先祖、これは第二先祖、これが第三先祖になるのです。完成はここでしたのだから、孫の立場が、この三番目です。これは三代から見た場合に、それは孫と同じです。孫の立場が兄さんになるのです。お父さんが二番目になるのです。それから三番目が王様になるのです。完成したのだから、家庭基準ではなくて、世界的です。一代は家庭基準、二代は国家基準、三代は世界基準です。勝利した基準から見た場合には、世界が中心になるのです。世界がお父さんになって、国家がイエス様、国家基準になるのです。アダムが家庭基準になるのです。分かりましたか?
そうした場合に、勝利圏から見た場合には、全権は長男が持つべきなのに、それを三男が持つようになるのです。だから、三男が全権の兄さんの立場でもって、次男と長男に分けてあげることができるというのです。それで、長男と次男が(先生が図―3を書かれて説明される)こういうふうに祝福されて、次男もこういうふうに分けて、自分の国を同じ立場に立たせてくれるのです。三男も同じくここまで、こういうふうにして、こういうような同じような立場です。同じ価値観で、それは平等になるのです。分かりましたか? (はい)。そういう時代がやって来るのです。
それで、一九九二年八月二十五日を中心として、三万双の結婚式をしたのです。その時には、その親は、第一の先祖の立場と同じです。それは第二の親、第三の親になっているのです。こういうように見た場合に、これを勝利した者をみな同じ権限でもって祝福するのです。だから一週間だけ修練すれば、七〇〇〇年の期間を費やして祝福家庭を求めてきた七〇〇〇年の功労、七〇〇年のイエス様の定着、イスラエル民族安着、それから七十年代を中心に、これを七十年で蕩減し、それから、七年の蕩減になるのです。それが一週間に入ってしまうのです。だから、海水が満ちて、それが引いていく時は、その時間的感覚は数分間なのです。そこに立った人は、苦労しなくて平面基準に立つことができるのです。分かりましたか?(はい)。
その平面基準の表面の権限まで先祖たちを同じに祝福したのだから、それに属する後孫は、自分の父母が祝福されたものを、そのまま相続するようになっているのです。第一先祖圏のその子孫全体は、何千代を並べても、それは父子関係でつながるのです。分かりますか? お父様が無条件に祝福したものは、その子供が無条件に相続し得るのです。こういうようになると、自分の父母を子供たちが、祝福家庭の自分たちの氏族メシヤとして、お父さんお母さんに、三代で、おじいさん、お父さん、兄さんが屈伏するのです。氏族メシヤが絶対に必要です。
そうすることによって、自分の親をアダムの完成圏の立場に立たせるのです。分かりましたか? 自分の親は何ですか? (アダムです)。堕落しなかった一代の完成圏に立つ氏族メシヤです。
氏族メシヤの三大重要項目
(氏族)メシヤの重要項目、重要項目。三大要目は何かというと、第一は先祖復帰です。第二は故郷復帰です。第三は神と同居です。氏族メシヤでエデンの家庭を復帰しないといけないのです。分かりましたか? (はい)。
自分の先祖、自分のお父さん、お母さんを復帰してあげることによって、一族を復帰してあげることによって、アダム家庭が堕落しないで氏族圏を成したと同じような立場になるのです。氏族圏をまとめることによって、家族、氏族、国をつなぐのです。全世界の一六〇か国宣教師を中心として、国の中心は先生になるのです。真のお父様、父母です。祝福家庭はイエス様の立場であり、そのイエス様のお父様が第一アダムだから、祝福された家庭のお父さんをアダムの立場に立たせておいて、アダム家庭を復帰することによって、アダムの時に失った先祖を復帰するのです。分かりましたか? (はい)。
それから、二番目は故郷がなくなったのです。故郷がなくなったのですから、神様も追放してしまったのです。そのようにして、神様と一緒に住んでいた環境から神様がいなくなって、サタンと住むようになったのです。それを再び整備するために、氏族メシヤは必ず家族メシヤを復帰しなければならないのです。家族の責任は、堕落したイエス様時代の失敗の復帰です。それで祝福家庭は、イエス様が祝福を果たせないで死んでしまったのだから、祝福家庭はイエス様の祝福をなした基準なので、三十三歳にならないと生活できないようになっていたのです。分かりましたか? (はい)。
イエス様の家庭を完成した場合には、イエス様の先祖がアダムです。アダム先祖に直系的に立つのが氏族メシヤ、自分の父母しかいないのです。分かりますか? だから父母を復帰することによって、氏族メシヤ、イエス様完成、アダム完成になるのです。
こうなった場合には、この祝福を一週間でやった場合は、それに伴う代々の後孫もみな祝福されるのです。分かりますか? いくら何千代でも、これをつなげて(図―3の参照)父子関係でもって、平面的につなぐことできるのです。だから祝福は、第一代、第二代、第三代を平面的に置いて、一編に祝福してやることができます。分かりましたか? (はい)。
第一代の自分の父母たちは、統一教会の食口たちを拉致したり、反対したり、サタンのようなことをそっくりやってきたのです。その家庭を完成した先祖として祝福するのです。真の父母という名前のある所には、サタンは関係ないのです。サタン世界をみな勝利してしまったのです。分かりますか? だから過去が整理されて、それから、八段階の現在の全世界のサタンの権限もみな消化するようになったので、過去、現在が清まると、真の父母の名前に属した場合には、サタン権限とは何の関わりもありません。
サタンの世界は長成(期)完成(級)の基準であって、真の父母の段階は完成(期)完成(級)の基準であり、直接、神主管圏内に入るのだから、サタンとは何のかかわりもありません。そういう基盤が立った場合には、それは、ずーっと復帰されてきた、反対していた者が降りて、蕩減復帰(完成して)聖別することができるのです。分かりますか? 勝利したその者をみな復帰して、サタンをみな征伐し、なくすることができるのです。だからサタン自体も、それを知れば自動的に屈伏してくるようになるのです。分かりましたか? (はい)。
天的入籍の氏族メシヤ
そういうふうに平面的に見ると、人類というものは、(先生が図―4を説明される)これが宗教圏です。これが非宗教圏です。だから人本主義とか、共産主義とか、フリー・セックスとかはみな非宗教圏です。その宗教圏、非宗教圏は、非宗教が政治世界になっているし、宗教圏は良心圏になっているのです。良心圏を代表した宗教統一が「世界平和宗教連合」であり、その反対に、肉的世界を総合した政治的な世界の「世界平和連合」、先生が内的な宗教と外的な政治世界を握って、これを回れ右しているのです。回れ右をして、方向を一八〇度転換するのです。
そして、それが一つになったのです。共産主義と民主主義が一つになったのです。イエス様の死によって、左の強盗、右の強盗の讒訴圏でもって死んでいったことで、世界に向けて戦を展開してサタンの権限で、キリスト教を迫害してきたのですが、再臨の時は再び死なないで生きて蘇ってきたのです。だから、イエス様自体が左翼と右翼を統一し、天下を統一するというのです。カインとアベル、左翼と右翼です。分かりましたか? それを成そうとしたのに、成せなかったことを再臨の世界的な基盤において、民主主義と共産主義の悪辣な最中に収拾していくのです。それからイスラムまで、バラバ圏までを一つとすることによって、初めて回れ右をしていくのです。
だから、右翼と左翼がこうなって、(先生が両腕を広げてしぐさされる)サタンのイシマエルが前に立って、悪が、サタンが前に立って、キリスト教は後ろに立って、神はその前に立って、それが後ろになった場合には、こういうふうに回れ右をして神の前に、神とキリスト教が一つになって、それから再臨の主が一つになって、右翼と左翼が統一されて、反対圏がなくなったので、全体が神の前に前進することができます。分かりましたか?
(はい)。
だからソビエトに、先生は緊急に手を着けたのです。二年八か月でイエス様がやったようにです。それは反対圏で三年以内に収拾しなければならないのです。だから、「変革の風」を見たでしょう?
(ロシアにおける統一運動)ビデオです。それで今や、文先生の思想でなければ、何もやることはできないのです。ひょっとすれば、アメリカよりも先立つのです。なぜかというと、それは放蕩息子や娘が帰ってきた場合のようにです。先生は金日成を放蕩息子として扱ったのです。それで訪問する時は、放蕩息子に対する父母の心情で訪問したのです。だから忘れられないのです。兄弟であれば忘れるのですが、父母の心でもって訪問したのだから、何となく情的になって、そこに根が一体となって忘れられないのです。今、そう言っているのです。だから、放蕩息子を迎えていくので、兄さんたち民主主義が反対するのです。
そうなると祝福して、放蕩息子に宴会をして、指輪をつけて新しい着物を着せてやると、兄さんが帰ってきて、「自分の罪でこういうことになったのに、放蕩息子の弟に対して何ですか7」「何言っているのか。君の財産ではないよ。お父さんは、君たちが放蕩息子の弟を親よりももっと愛するべきなのに、何じゃーっ7」と、放蕩息子に、かえって全財産が移行していくのです。だから、後の者が先になり、先の者が後になるという、聖書の話のようなことになるのです。分かりましたか? エバもそうです。果たすべき使命を果たせなかった場合には、代理の者が、後の者が先になって相続していくようになっているのです。洗礼ヨハネも、ペテロのように努力する者に奪われていったのです。努力するペテロが洗礼ヨハネの権限を握ってしまったのと同じです。分かりましたか? (はい)。
だからこういうふうにして平面的に全部同じ立場に立って、家庭的祝福だけを受ければ、家庭出発を神を中心としてつないでおけば、アダムの家庭がサタンを中心に出発したことを、全世界で蕩減復帰して、先生は蘇生、個人復帰、家庭、氏族、民族、八段階のすべてを平定して、垣根を崩してしまったので、ずーっと通じるようになっているのです。先生に連れられて、どこでも神様は往来するようになりました。だから、五十二億の家庭の前に、真の父母の家庭ができて平面的に接ぎ木していくのです。それが祝福です。
それで新しい国に入る時には、サタンの血統的系列の先祖入籍ではなく、天的入籍をして新しくなるのだから、それには必ず氏族メシヤの一六〇軒の家庭を収拾して、イエス様が一二〇を失敗したことの蕩減をして、世界基準において国家が生まれてくるのです。
今から、その国家に入籍するには一六〇軒の者を収拾して登録するようになっているのです。その一氏族を中心として、何千、何万の家庭、何十の氏族メシヤが生まれてくるのだけども、それらはみな後孫になっていくのです。そのように平面的になったのを、再び神の国によって、縦的に系列の先祖を後孫までつないでおかなければならない時代になったので、四〇〇〇名以上の者が同じ時に祝福を受けたとしても、同じ日に受けたとしても、それは第一代、第二代、第三代。第一兄さん、第二兄さん、第三の弟というように、平面的に同じ祝福を受けても、国家に登録する入籍の順番は、先祖となり、後孫となるという問題が起きてくるのです。
氏族メシヤと摂理的総決算
だから、それを解決する秘訣は何かというと、氏族メシヤの使命を着地化させるということです。全世界に発布しているので、全世界が氏族メシヤを中心として、南北統一圏ができた後すぐに入籍になった場合には、超国家的に移動が可能です。
共産主義は世界的に大移動をして、スターリンは、韓国人でサハリンに行った者や、中央アジアの砂漠に行った者をみな、ほうりっぱなしにしたのですが、韓国人は強い民族なので、その中で部落をつくって中心的な民族として立派な生活をしているのです。大民族移動が可能になります。
日本がエバ国家になった場合には、韓国と日本の国境はすぐなくなってしまうのです。そして、天使長国家は中国です。中国をアダムとエバが抱擁するようになるのです。分かりますか? そうしたら、天使長は何も持っていません。今そういうような一番最低の位置に立っておる中国を援助して、子供のように抱擁しないといけないのです。そうすれば全世界が、東洋文明と西洋文明が、カイン・アベルが、アベルはアジアの精神的文明であり、カインは物質文明であり、体を象徴するのだから、自動的に中心にアベルが立場に立った場合には、カイン圏西洋文明圏は自動的に東洋で一体になるのです。分かりましたか? (はい)。
そういうことを中心に、今、内的処理問題に先生は手を着けています。ところで四〇〇〇名が今、氏族メシヤを果たして登録する場合、四〇〇〇段階の先祖として登録するのです。それは同じく祝福された場所でもって、四〇〇〇先祖が生まれてくるのです。大変なことです。霊界に行った場合には、この四〇〇〇の先祖の蕩減が大変です。だから氏族メシヤの権限を早くやれば、全霊界が動員するのです。分かりますか? 特に、善霊界の女たちは総動員しているのです。だから信念を持ってやれば、信念に作用して、すぐに氏族メシヤ権限をもって祝福させることは問題ありません。だから、氏族メシヤが分かれば、みなやってしまうのです。分かりましたか?
(はい)。
このようにすることによって、全世界が「摂理的…」何と言いましたか? (総決算です)。摂理的総決算で、すべてが解決するのです。分かりましたか? (はい)。氏族メシヤを早く入籍することによってです。全世界の統一教会に同じく、氏族メシヤ発布をしているのです。分かりましたか? (はい)。
それで、国が一つになって登録するには、列をなして大変です。全世界が登録されるのに、十年以上待つかもしれないのです。だから太平洋も、トンネルを掘らないと大変です。日韓トンネルなどです。だから、サタン世界はめちゃくちゃになるのです。