日本人特別修練会における御言


一九九三年四月十六日
アメリカ・ベルベディアにて

 

 神様を知ること
 きょうは(修練会)何日目ですか? 四日目だね。今、何の講義をやっていたのですか?(創造原理、堕落論、復帰はイエス家庭、祝福問題を終え、お父様の路程の中に入ったところで、お父様ご自身がおいでくださいました)。(歓声と拍手)
 ここに集まっているのは、大体祝福家庭だね。祝福家庭でない者は手を挙げてみなさい。何人もいないね。全部祝福家庭だね。祝福家庭が一般家庭と違っているところは何ですか?(原罪がないことです)。過去、現在ですか?(笑い)それは、ずっと後からの問題です。堕落のために、みんなこういう結果になったのです。堕落したために、神様を中心として祝福されなかったことを蕩減復帰しなければならないのです。堕落によって偽りの父母が現れて、その偽りの父母を中心として、偽りの愛、偽りの生命、偽りの血統を受け継いだのです。そして、偽りの悪の家庭が拡張して、偽りの氏族、民族、国家、世界となり、完全に神様と関係のない世界になってしまったのです。これが、歴史を経てきた現在の世界なのです。
 これをいかに処理するかということは、大変な問題です。これは、一国の力でもできません。現代は、人倫的崩壊、道徳的崩壊、それから家庭的崩壊、社会的体制の崩壊が全面的に拡大され、世界化されてきたのです。これをどのように正すかということは、世界的問題なのです。アメリカ、(旧)ソビエト、共産圏、いかなる宗教団体もできません。放棄状態になってしまったこの現状をいかに処理するか? それができるところは統一教会しかないし、先生しかいないということは、一般の知識階級の常識者たちが認めているのです。
 家庭問題を中心として、家庭崩壊とともに、エイズ問題、フリーセックス問題、ホモセクシュアル、レスビアン問題、これらをどういうふうに解決するのでしょうか? それは力でも、経済力や政治力でもできないし、軍事力でもできません。この解決方法は、神様を知ることによるのみです。問題は神様を知らないからです。神様を知った場合には、神様は世界の中心であり、最も価値の中核であるのです。絶対なる神様をはっきりと知った場合には、絶対絶対なる存在によって、絶対なるみ旨と心というものは絶対に一つになるのです。それは過去、現在、未来を通して変わることがないものです。ですから、すべての解決の鍵は神様を知ることにあるのです。
 神様を知って、神様と人間はどういう関係か? これは、一般の宗教ではよく分からないのです。神様を知って、神様と人間の関係は何か? これは、統一教会に頼る以外に分からないのです。既にすべてを試験して、みんな失敗に終わってしまって、現状はどうにもできない放棄状態で止まっているのです。この間に、エイズという病は世界を浸蝕しているのです。これを正す道は何かというと、それは神様を知り、神様と人間の関係を知ることです。
 それで、人間関係といえば男性と女性であり、どんなに五十億人類が住んでいるといっても、結局はこの男女、二人に尽きるのです。これを突き詰めて、問題解決の起点を探っていけば、すべて男性と女性にあるというのです。いくら世界的複雑な問題があったとしても、それは男性と女性の問題なのです。映画やビデオなどを見ても、全部が男性と女性の関係であり、不忠、不孝、あるいは均等化されない、バランスが取れない、ハーモナイズされないということなのです。結局は、男女の問題なのです。
 それで男性自体を見ても、女性自体を見ても、個人の中で心と体が二重性になっているのです。これをいかに一つにするかということで、今まで人類は歴史を通して、この争い圏にさらされてきたのです。また、この解決方法を考えた人もいません。聖人たちが現れて、多くの教えでもって外的世界をコントロールし、何とか正そうと思ってみたのですが、自分にかかわる根本問題で良心と肉心とが争っているのです。
 これは、いつから出発したのかも分からないが、歴史を通して今日まで続いているのです。そして、その後孫たちを中心とした人類が残っている以上は、この争いは止まらないということなのです。そのことの見通しがつくような男性だったら、男性一人の問題として、女性だったら女性一人の問題として、この解決をしなければならないのです。ですから、宗教とか、修養とか、いかなる教育制度を高めていっても、結局は良心と肉身を一体化し、神様に好まれる人になれるかということであり、もし神様がおられたとするならば、神様の相対の立場に立つ、子女の関係にいかに立ち帰るかということです。これが重要な問題なのです。
 結局は男女の問題であり、祝福されたとしても、夫として妻として、どちらも一つになっていないのです。体と心、男と女を合わせれば、四つになっているのです。それを誰が一つにしてくれるのですか? 今までの歴史上において、誰もそれができなかったのです。世界の指導国家であっても、それはできなかったのです。外的な問題は取り扱ってきたのですが、内的な本心の問題を、解決する方法を考えた者はいません。
 それから、男女の問題として、男性はなぜ生まれてきたのか、女性はなぜ生まれてきたのか、人間のために生まれてきたのか、神様のために生まれてきたのか、という問題です。もし、神様のために生まれてきたのだとすれば、神様が責任を持たなければならなくなるのです。人間のために生まれてきたのだとすれば、そういう論法を正すことはできません。
 人間のために神様が生まれてきたのではありません8 人間は、第一原因の存在ではありません8 結果的第二の存在なのです。何によってなされたものであるかというと、より根本的なものは、無限と超世界的な因縁につながっているのです。それで我々の本心は、世界よりもっと大きいものを考えることができるのです。どんなに小さな女の子でも、女性として一番になりたい、最高の女性になりたいと思っているのです。みんなそうです。男もそうです。顔などはどうでもいいのです。人間の欲望というものは、みんな最高の者になりたいというのです。
 では、最高の者の最高の標的は何かというと、それは神様でなければならないのです。男性も、女性も、みんなが願う最高の頂点の欲望というものは、これは歴史を通して、革命を通して、いろいろ世界的教育制度が違っても、思想体系が違っても、人間の欲望というものは永遠に続くものであり、一人になって考えてみると、自分自身がよく知っているのです。みんな最高の者になりたいのです。みんなそういう欲心を持っているのです。持っていない者は人間ではありません。動物と同じです。


 良心の欲望
 なぜそのような欲望を持つようになったかというと、それは不可能な目的のためではありません。元から可能な目的があり、神様との因縁をつくるために、神様が下さった賜物なのです。それは最高の賜物なので、自分が最高の位置に立ちたいのです。教育を受けた女性として、世界一の有名なノーベル賞をもらったとしても、それで満足するものではありません。それが最高、最大の目的の標的ではありません。男性もそうです。たとえアメリカの大統領になったとしても、どんなに世界的な大統領になったとしても、それは一次的にしかすぎないのです。歴史を超越して、永遠に環境を超越して、自分の権限の及ぶすべての人生路程を超えて、永遠にそういう立場になりたいという思いはどうしても消すことができません。
 それがあるからこそ、人間は万物の霊長だというのです。動物は、そんなことなど思いもしないのです。猿がいくら人間に似ていても、そういう思いは持ちません。いかなる動物もそういう思いは持ちません。ただ人間のみが、そういうことを思うというのです。それは、万物の霊長たる特徴を持っているからであり、その特徴性は、誰と関係を持つべきものかというと、絶対なる神様が主体としておられたとするならば、その主体性と関係を持つ以外にはありません。どんなに神様を知り、神様を占領したとしても、神様が隠している宝の箱があったとすれば、何はさておいても、その宝の箱を奪いたいのです。
 もし、お父さんとお母さんがいた場合に、夫も兄さん姉さんもどうでもいいから、宝物を自分のものにしたいと考えた時、この宝物は天来的に長男、長女を中心として、主流を通していくものだということを理解しているので、兄や姉のことを考えるのであり、父母を考えるのであり、祖父母を考えるのです。そのような思いは万民共通であり、そこには差別がありません、このような人間の欲望の全般的な平均的な思い、万人のこの欲望をいかに達成するかということは、大変なことです。
 君たちが、もし霊界に行った場合にはどうなるかというと、その思想しかありません。私は「あのように最高になりたい」という、その思想性、その基準だけが残るのです。その基準にも通じないような生涯を過ごしてきた者は、反対の世界に追い込まれるのです。それが地獄なのです。それが一番に、欲望として願う内心の深い思いです。それがそのまま実体として現れるのが霊界なのです。
 そこに行った場合には、地上で生活して死んでいった数多くの先祖が、みんな集まっているのです。だからといって、私は霊界に行かないと言える人はいないのです。死なない人はいないのです。死んでいった者は皆、一つ所に行くのだけれど、その標準基準というものが何かというと、善の絶対なる理想郷を慕って、心の中心性を中心として体を同化させた影響圏の内容が、天的所有権の権限の位置を得る資格になるのです。ですから、良心的生活をしなければならないのです。
 その良心の欲望は、神様を占領してもそれ以上に占領したいものです。すべてが神様から始まったので、神様がアルファであり、オメガであるというのです。始めであり、終りであるというのです。すべて神様から出発したものは、結局は神様に帰らなければならないのです。皆さんは、故郷をいつも慕っていても、故郷に行っても何もないのです。君たちの田舎の故郷を見ても何もないのです。都会とか、アメリカの有名な風景と比べて見た時、何もない所を慕っているのです。それはなぜかというと、お父さん、お母さん、おじいさん、おばあさん、親族たちの愛の根拠地があるからです。愛の因縁でつながったものは、結局そこに帰らなければならないのです。
 保護を受けて、どこに帰るかというと、神様に帰るのです。地上の保護の中心地が故郷なのです。そこで保護を受けて、永遠に移動している本郷の地に帰るのです。そこが天国であり、霊界というものです。ですから故郷を中心とした親族関係、親近関係すべてが愛し合えるような人になりたいというのです。
 それが拡大して国となり、国民全体から愛してもらいたいし、さらに拡大して人類から愛してもらいたいし、それをまた拡大して霊界すべてから慕われたいのです。永遠の始めから永遠の終わりまで、すべての人々から尊敬され、愛されたいのが人間の欲望なのです。なぜそのように思うのかというと、そうならないと万民を、過去、現在、未来を通して愛した神様と相対関係を結べないからです。本心はそれを知っていて、故郷を慕い、愛国心とか、聖人の思想とか、そのような思いを持つのは結局、神様を中心として神様の国に帰って、相対のペースに合うためです。分かりましたか?(はい)。
 ですから地上でもって、私は日本人だという思いを持って霊界に行けば大変です。アメリカ人だという思いを持ったら大変です。それは、第二次世界大戦を戦った怨讐圏であり、いかにその峠を無視してしまうか探しても、そういう道はありません。民族性を超越し、国境を超越し、伝統の習慣性を超越するということは大変な問題なのです。今、日本は島国で生活し、経済的に威張っていても、何十年か後にはどうなるか分からないのです。十年、二十年、二〇一〇年になれば、日本の経済圏も世界市場圏も中国が占領してしまう、そういうことを先生は知っているのです。安くてよい物がいくらでも作られてくるからです。御飯だけ食べられれば、利益はどうでもよく何でもできるのです。ですから民族とか、国家というものが大きな問題になってくるのです。神様の前で「私は日本から来ました日本人です。死んでも武士道精神です」。そうはいきません。


 中心性で守る愛の道
 ですから、統一教会は国境を超越しなければなりません。文化を超越しなければなりません。伝統性を超越しなければなりません。超越して何をするのかというと、超越する内容も持たないで超越すれば、みんな泥棒になってしまって収拾の道がなくなるのです。しかし統一教会では、正しく収拾の内容を教えているのです。神様が中心であり、神様は誰よりも身近なのです。世の中で一番近いのが神様なのです。原因と結果は切り離すことができません。いくら嫌でも、一つにならなければならないのです。原因と結果、男性と女性を平面的に見た場合に、どちらが原因でしょうか、どちらが最初に生まれてきたのでしょうか?(男性です)。それを見たのですか?(笑い)誰も見たことはないのです。
 世の中の秩序から見てもそうです。女性は男性よりも小さいし、いくら女性が立派なことができるといっても、オリンピック大会で女性のチャンピオンは何名くらいいますか? 男性と戦った場合には、みんなビリになるのです。尻尾の尻尾になってしまうのです。マラソンをしても何をしても全部相手になりません。そういう観点から見て、神様はまずもって男性を考えて、それから女性を考えるようになったと思わざるを得ないのです。聖書は皆そのことをよくも指摘しているのです。「神様は初めに男をつくった。女はアダムの肋骨を取ってつくった、男をかたどって、女を見本としてつくった」という話です。肋骨でもって女性をつくったのではありません。それでは女性がかわいそうです。平等思想などというものも、あり得なくなるのです。
 横的に見た場合には、男性が中心です。そうですね? 女性は男性の左のほうについて行き、右手は男性も使い女性も使うのですが、左にいるのです。男性の左手より下のほうです。なぜ男性は右の手で保護するかというと、保護される立場は保護する者の次にいるので、兄さんは弟を保護するし、姉さんは妹を保護するし、先生は学生を保護するのです。ですから、男性は絶対に主体であり、女性は絶対に主体ではないというのです。
 雨が降る時、水の少ない所はお皿でもって雨をもらうというのです。天は授ける所であり、地は受ける所です。地は女性を表徴し、男性は天を表徴するのです。ですから男性は行ったり来たりしては駄目です。敢然として中心性を守らなければなりません。堕落の時みたいに行ったり来たりしてはなりません。女性が永遠に中心性で守ってもらいたいものは何の道かというと、教育の道でもなければ、生活の方便を教えてくれる道でもないのです。それは愛の道です。そうですね? 愛を中心としての絶対なる中心性です。中心の中でも最も価値ある中心は、最も中心に立つ縦的、縦的中心であり、それは一つしかありません。
 女性が一番好きなものはダイヤモンドですね。黒人も、白人も、黄色人も、みんなダイヤモンドを欲しがるのですね。ダイヤモンドはよく見ると、何でもなく、炭素が固まってダイヤモンドになったのです。そのダイヤモンドがなぜ価値があるのかというと、硬いし、変わらないからです。尊いものは変わらないのです。硬さにおいてはダイヤモンドを越えるものはないのです。人間は誰でも硬いものを思うのです。硬くなければ強くないのです。脆いものは強くないのです。そうですね? いくら強くて硬いものをつくっても、結局は強いものが硬いものに負けるのです。だから男性は敢然とした中心性を持つことです。中心というものは一つしかないからです。
 祖父母、父母、自分たち夫婦、そして子供と暮らしている家庭で、一番貴重なものはなにかというと、家庭愛というものです。家庭愛を尊重する孝行は、すべてに通じるのです。本当におじいさんに孝行するお父さん、その子供、そして孫、それは孝行する者にみんな通じるのです。一家族四代で住んでいるとすれば、過去のおじいさんはどうだったか、自分の父に対して本当に孝行したのか、その子供は知っているのです。皆さんのお父さんお母さんはよく知っているのです。お父さんは、自分の子が本当に孝行か、自分と自分の子供を比べてみてどうか、みんな知っているのです。おじいさんに孝行した場合、おじいさんとの子女関係と、自分の子女関係を比べてみた時、おじいさんが自分より幸福だと思うのです。
 では、誰がその家族を率いていくのかというと、祖父母、父母、夫婦、子供の中で、誰に家族の中心として率いていってもらいたいのかと聞けば、最も孝行する者が中心者です。ですから、誰が最も親に対して孝行するかというのです。それは、家族を誰よりも愛する者です。孝行は縦的であり、家族は横的なのです。すべて縦横関係なのです。


 家庭を維持する中心点
 顔を見ても横的ものがあり、縦的ものがあるのです。みんなペアシステムになっているのです。目玉も、歯も、みんな二つの組み合わせになっているのです。ですから、男性も女性が必要であり、女性もまた男性が必要なのです。これを何で組み合わせるのかというと、これが問題なのです。最も愛する祖父母から、父母から、夫婦から見た場合に、何を中心として最も横的家庭全体の模範になり得るか否か、夫婦一体化できるか、八十歳以上になったおじいさんが、生涯を懸けた生活の背後から自分の子供や親族を見た時に、「いやー、あの夫婦は理想的な夫婦だ」と言えるものでなければなりません。
 結局、家庭を維持する中心点は何かというと、縦的に家庭を愛するかどうかを重要視するものです。それを国家的に延長したものが愛国者であり、それを世界的に延長したものが聖人です。万民を自分の国家、国民より以上に愛する者を聖人と言うのです。そして、天地を愛する者を聖子と言うのです。聖子は天の法律も守り、天国の王族の法、皇族の法律を別に持っているのです。国家の法律と共に王族の法律、地上の法律と共に地上の王族の横的法律、両天地、両世界のすべての内的外的法を完全に守って、それを包容せしめる愛の心でもって、因縁づける者を聖子と言うのです。
 家庭には孝行者、国には愛国者、世界には聖人、天地には聖子、このような四段階になっているのです。それらはみんな愛を中心としてつながれるのです。知識ではありません。権力ではありません。お金ではありません。愛国心というものは、お金があれば国を愛することができるというのはありません。お金はあればあるほど、個人的になっていくのです。お金が問題です。いつでもサタンはお金を使って、人類歴史をみんな破壊しようとしてきたのです。お金でもって政権を取った場合には、みんなお金でもってやりくりするのです。人倫道徳をさておいて、手段方法を構わず、お金でもって梯子をつくって、みんなサタンの方便となるのです。神様の愛の世界には通じません。
 もし、そうなった場合には、男性が中心であって、女性は間違いなく相対です。今アメリカの女性たちは、女の権限を振るおうとして問題になっています。男性には信じられないことです。命懸けで絶対に信じようとした男性たちが、今とてつもない方向に流れているのです。大変です。女性が男性を信じられない時代になったのです。レスビアンとか、ホモセクシュアルとかになっているのです。愛の因縁の世界と、愛の連結体の世界は、今やなくなりつつあるのです。組織的な体制の世界は、民主主義組織など政治体制であって主義ではないのです。愛の体制でもって訓練をされていないのです。日本の国もそうです。全部が家庭主義ばかりです。日本の国民としての愛国心は後にして、みんな自分の家庭を中心としている現状です。


 愛の梯子をたどって神様に帰る道
 家庭での孝行をパスした場合には、その家庭を超えて国を愛さなければなりません。国を愛した後には、世界を愛さなければなりません。それは人間が愛の梯子をたどって神様に帰る道であって、永遠に必要なのです。霊界に行けば必ずそうなっているのです。孝行者は地獄には行きません。地獄に行こうとしても再臨主が来るまで保留されて待つのであって、地獄へは行きません。中間霊界というものがあるのです。 
 孝行者になれますか、愛国者になれますか、聖人になれますか、聖子になれますか?(聖子です)。親孝行しなくても愛国者になった場合には、親孝行を完成した上に立つのです。分かりましたか? 聖人は愛国者の上に立ち、聖子は聖人の上に立つのです。光でいえば、一〇ワットのライトと一〇〇ワットのライトは、一〇ワットが何千個あっても一〇〇ワットには勝てません。一〇ワットは何万個あっても一〇ワットであり、一〇〇ワットには勝てません。それと同じく、親不孝になっても愛国者になれば、それは歴史が保護するし、天運が保護するようになっているのです。愛国者にならなくても聖人になれば、世界万民を愛し、国を愛したより上に立つのです。
 孝行者、愛国者、聖人、聖子、これらはなぜ必要かというと、親孝行をしたとしても一〇〇年くらいであり、一生涯することはできないのです。そうですね? 親は千年、万年も生きられないのです。一生涯孝行しても一〇〇年未満なのです。しかし愛国者は一代を越えるのです。愛国者の伝統は祖父母から父母、自分から自分の後孫まで相続するのです。そうでないと国が成立しません。分かりましたか?(はい)。聖人思想は愛国者を超越するのです。日本の国ばかり愛しても、その国の中には神様は住めないというのです。宇宙全体を愛した上に住まなければなりません。ですから、聖人の道は愛国者の道を越え、聖子の道は聖人の道を超え、最高位に立つのです。地上の天国、天上の天国の法律、両国の法律をみんな尊重し、尊敬される内外の縦横の関係を保っているのです。
 聖人は、これら二つをプラスしても及びません。三つをプラスしてもイコールにはなりません。なぜ、人間歴史は、このような愛を中心として尊重するようになってきたかというと、良心というものが直接、自動的に自分は何者であるか、みんな知っているからです。自分が善なる者か、悪なる者か、みんな知っているのです。知らない者はいないのです。神様よりも自分のほうが、はっきりと知っているのです。それを誰か否定できますか? 泥棒の従兄弟みたいな自分か、あるいはマッテヤの従兄弟みたいな自分か、みんなよく知っているのです。それは説明の必要がないのです。
 霊界に行けば一〇〇パーセント、コンピューターに入ったプロジェクトがみんな現れてくるのです。良心は永遠の世界に展示するコンピューターのフロッピーのようなものです。みんな入っているのです。そっとボタンを押せば、幼なく母に抱かれてオッパイを飲んでいた時から、ずっと一生涯何をやってきたか、すべて心の映像がみんな分かるようになっているのです。そういう世界が、君たちを完全鑑定のために日々記録しているのです。その日がいつ来るかというと、死ぬ時です。万能なる鑑定コンピューターの前に立てば、誰も嘘はつけません。霊界の映像が影みたいな世界として現れてくるのです。全部が記録されているのです。
 
 皆さん、深刻な問題は神様を知っているかということです。神様を知っていますか? もし神様を知っていれば、このような所には来ていません。祝福家庭は、神様が祝福された価値がどういうものか分かった場合には、こんなことはしていません。神様を知っているかと聞いた場合に、本当に知っている者はいないというのです。五十億人類の中で一番神様をよく知っている代表者が、文先生です。
 君たちは本当に神様を知っているのですか? 今からそのことを祈祷してみなさい。証明してみなさい。水をかぶって条件を立ててでも、このことを解決しなければなりません。神様を知っていると言いながら、神様を本当に知っていたのか? この手が神様の手みたいに働いたことがあるのか? この頭が神様みたいに考えたことがあるのか? この体が、この目が、五官全部が、精神一体が、どのような距離があるのか? 君たち自体がよく知っているのです。それは、方便でもってカバーすることなどできません。
 ですから、神様に談判しなければならないのです。「私は神様を知っていると言いながら、みんな嘘でありました。本当に神様、分かるようにしてください」と。それで、神様はどうでしょうか? 喜ぶと思いますか、笑うと思いますか、どう思いますか? 神様は笑います。文先生が教えている内容も学ばないで、神様を教えてくれなどと言ってはなりません。文先生の教えをすべて学べば、それに比例して神様が分かるようになっているのです。神様をいくら分かろうとしても、神様は教えてくれません、文先生を通さなければ、分からないのです。
 そして、皆さんの目玉が神様の目と同じようになれば、ニューヨークの町を歩いた場合に、腐敗した状況を見て、どう思いますか? その声を聞いて、どう思いますか? 匂いを嗅いだり、話しを聞いて、どう思いますか? 自分の子供たちが堕落して、崩壊寸前の姿をしている時、親の心の痛みはどうでしょうか? 一代の一〇〇年の因縁を持った子供に対する親の心情も、このように大変なのに、永遠なる親の心情の因縁を持った神様はいかばかり大変なことでしょうか?
 統一教会員であり、神様を知っていると言いながら、神様が分かっていないのです。それを忠告しておきます。本当に神様が分かりますか? 先生が君たちを、公的な立場で叱れば気持ちが悪いでしょうが、先生は一回も褒めたことはありません。君たちを褒めたら虫が付くのです。叱る時の文先生が恐ろしいので、虫も付かなくなるのです。ですから喜ぶべきことです。そのように愛する者を鞭を打ち、試す厳しい先生は立派な先生なのです。学生に甘い先生はよい先生ではありません。


 神様の認定を得る道
 問題は神様です。皆さんは神様を知っていますか?(はい)。本当に知っていますか? 握手したことがありますか、神様とキスしたことがありますか? 何もないんじゃないの。それが問題です。神様は人を代表しているのです。人間の父親なのです。お父さんなのです。ですから、父親より以上に子供を愛する者には、もしその子供が死んだ場合には、その子供を愛した者に相続させてあげたいのです。全人類を神様の子供と考えた場合に、神様より以上に全人類を愛した場合には、もし全人類が地獄に行ってしまったとすれば、全人類に授ける祝福はその人に伝達されるのです。それと同じことです。
 人を愛しなさい。今、自分の子供が病気になって死にそうな立場を迎える親心以上に、本当に人を愛したことがあるのか? 本当に人のために奉仕したことがあるのか? それが問題です。原理はこのことを教えているのです。自分の命を捧げても、まだ投入したいところから、命を捧げて忘れてしまうところから、真の愛は出発するのです。話としては簡単ですが、自分が本当にその心境になったことがあるのか? これは、真剣なことです。それを霊界で聞かれるのです。「先生の教えはこうであったのに、この基準に対してあなたはどういう関係を持ったのか? 霊的五感と肉的五感はどうなっているのか? 一つになってこの基準に合わせるような努力をしたことがあるのか?」。どう思いますか? 天国はどうでもいいでたらめな所ではありません8 祝福を受けてもでたらめなことをするような者の集まる所ではありません。真剣な者の集まる所です。君たちは、先生よりもっと真剣にならなければなりません。
 先生は過去、イエス様の時代より真剣で涙ぐまない日はありませんでした。自分の時代において迫害を受けることは当然なことです。男らしくもなくポロポロと涙を流すようなことはしないのです。先頭に立って堂々とやるのです。過去の先祖たちが誤った内容を、彼らには後悔する道はなく、悔い改める道がないので、私が身代わりになって痛哭しながら、許すための涙を流したのであって、成約時代においての先生は堂々として戦っていくのです。直行するのです。牢獄に入る時も堂々と統一教会の教祖として入ったのであり、統一教会の一信者として入ったのではありません。
「国がどうなるのか? 世界がどうなるのか?」。そこでもって、二つの国が一つにまとめられるのです。たくさんの分裂した統一の動機が生み出されるのです。いくら原理を覚えても何にもなりません。頭で考えるものは実績とは関係ありません。実績というものは、実際に戦った実践結果において出てくるものです。考えでは通じません、サタンと対決して勝利の旗を揚げる時にこそ、神様の認定を得るのであり、いくら旗を持っていたとしても、揚げる時は実践して勝敗を決めた時だけです。それが天下分け目の戦いであり、関ヶ原の戦いなのです。何回も、のるかそるかの道を通過しなければなりません。先生は本当に真のお父様ですか?(はい)。本当ですか?(はい)。本当に内心の深いところに染み込んでいますか? (はい)。


 復帰は蕩減を通してなされる
 本当に真の父母を知っていますか? 何パーセント知っていますか? 先生が四十年間に、創造以来再臨主時代まで、イエス様の再臨時代まで、旧約、新約時代を通して四〇〇〇年、創造以後六〇〇〇年、再臨の主が来るまでを一代で蕩減復帰したと、本当に考えているのですか? 先生は本当に蕩減のために戦ってきたかというのです。考えてみなさい? 数多くの歴史的な人々、聖書に現れた人々の失敗をすべて蕩減復帰しなければならなかったのです。真の父母であれば、それを正さなければならなかったのです。真の父母とは、そんなにたやすいものではありません、山に行って虎を何十匹、何百匹捕まえることなど問題にもなりません。
 考えてみなさい。誰も知らなかった内容を一人で探り出して、それを理論的体系として整えて、サタンと神様と三位基台で会談して、決定した後も実行しなければならないのです。そうしないとサタンは後退しません、そうすることによって、神様は先生の後に来るのであって、できなければサタンが押し出すのです。アダムが先頭に立つのであり、神様が先頭に立つことはできません。これが原理です。
 人間の責任分担という膨大な複雑で込み入った内容を、体系的にみんな整えて、四十年生涯の間に縮小させて、それを蕩減して乗り越えていかなければ人類解放はできないのです。そのペースに合わせて、神様は世界の現状、世界情勢を先生の言うとおりに合わせるようになっているのです。偶然ではありません。具体的なのです。四十年の計画をすべてプログラムして、第二次世界大戦後に、キリスト教の新教と旧教が、先生の話を聞いた場合には、七年間で世界統一できたのです。
 そうなれば、日本がエバ国に選抜される原理はありません。サタンが一番尊いものを握ったので、神様は仕方なしにサタンの尻尾を握ってでも、戦って奪い返さなければならなかったのです。それが蕩減の道です。蕩減は逆さまに行くのです。エバ、カイン、アベル、アダム、サタン、神様。(先生が黒板を使用される)これが堕落しなかったならば、本当は上から下がって来るものです。しかし、これをみんななくしたのだから、これをサタンが占領してしまったため、神様は仕方なしに逆の方からアベルを中心として、上がっていったのです。
 復帰は蕩減を通して成されるということを、はっきり知らなければなりません。なぜ蕩減が逆さまにいくのかというと、このアベルを失ったのだから、アベルを中心として一つにしなければならないので、再創造の道の環境をつくっていくのです。そこには主体・相対があるのです。プラス・マイナスが創造原則です。再創造の道も、この原則を利用しなければならないのです。主体がサタンのほうになって、相対が神様のほうになっているのです。これを取り返さなければならないのです。サタンが上を取ったので、神様は仕方なしにアベルを中心として、プラスとマイナスを一つにした時に、代表圏、代表相対になるのです。(先生が黒板を使って説明される)
 
 それで、原理の総合的結論は何というかというと、四つに分立された長子権復帰、父母権復帰、王権復帰、(天的)皇族権復帰です。祝福家庭はこれを成さなければなりません。プラス・マイナスが逆になっているので、アベルがカインを復帰しなければならないのです。家庭から氏族、民族、国家、世界でのカイン・アベルの問題です。世界的右翼と左翼の問題です。右翼を中心として左翼を屈伏していくのです。これが公式です。公式的な復帰原則を通過しなければなりません。
 それが第二次世界大戦後における、英国、米国、それからフランスです。エバは島国で、いつも大陸を慕うのです。アメリカはエバが生んだアベルです。旧教が新教を生んだのです。フランスは連合国側のカインです。その反対のサタン側は、日、独、伊です。このように、連合国家と枢軸国家が対峙したのです。サタンと神様との二つに分けて植えたものが、総合的な収穫期を迎えて清算しなければならないのです。サタンを完全に屈伏しなければならないのです。しかし、英、米、仏が統一教会に反対し、先生に反対したのでみんな失敗しました。でなければ、再び日本やドイツが神様のほうに立つ道はありません。
 アメリカを再び選択したのは、蘇生、長成がなければ成約時代が完成しないからであり、再臨主が立つためにもアメリカを復帰した場合には、ユダヤ教とキリスト教、旧約と新約を復帰したことになるので、これを再びまとめなければならなかったのです。
 第二次世界大戦後において、アメリカと日本とドイツが世界権限を持っているのですが、それは先生がアダム国家、エバ国家、カイン・アベル国家を決めたためです。そこで、母はカイン・アベルを一つにしなければならないのです。聖霊を中心として右翼と左翼を一つにし、旧教と新教を一つにし、カインとアベルを一つにするのです。
 再臨主が来られた場合には、それらが一つになって、その国全体が先生と一つになった時、七年間以内で、一九五二年に世界は一つになるのです。先生は三年前に、北韓の金日成にそのことを公言したのです。サタンはよく知っているのです。そういう内容の歴史が素通りして何の内容も成し得ない場合には、蕩減原則によって、長子権復帰もできず、父母権も立たないのです。カインとアベルが絶対に一つになれないのです。ユダヤ教とイスラエル国家はカイン・アベルなのです。カインはイスラエル国家、アベルはユダヤ教です。それが一つになって母を準備しなければならないのです。王宮をつくって、王様が来られた場合には、その王宮を中心として、イスラエル国家とユダヤ教が一つになって、天下を治める王様のために万全の準備をしなければならない使命があったのです。そのために、イスラエル民族を四〇〇〇年間苦労させてきたにもかかわらず、なぜイエス様が馬小屋などで生まれなければならなかったのでしょうか? それを誇るなど、そんな馬鹿なことはありません。天の摂理の背後のみ旨の道を知らないから、そんなことを言うのです8
 サタンが長子の権限を持って行ったので、地上の政権を中心として、今まで宗教圏を迫害して殺してきたのです。それを復帰しなければなりません。復帰するには、母が失敗し、カイン・アベルが堕落した結実が実って、地を受け継いで天の父を追い出してしまったのですから、今日、再び世界的基準で一つにすることによって、蕩減復帰するのです。復帰路程は必ず、蕩減の道を行かなければならないのです。なぜかというと、逆に堕落したからです。分かりましたか?(はい)。祝福家庭は、世界的環境圏を家庭圏まで行くために、そのような蕩減の道を通過しなければなりません。先生が今、全世界的に問題となる非常時なのに、蕩減の道に逆らって、一族と共に自分勝手に定着し安定した祝福家庭は問題になるのです。


 統一祝福家庭の行くべき道
 個人は家庭のために犠牲になり、家庭は氏族のために犠牲になり、氏族は民族のために犠牲になり、民族は国家のために犠牲になり、国家は世界のために犠牲になり、世界は天宙のために犠牲になり、天宙は神様のために犠牲にならなければなりません。これが八段階です。このような統一教会の行くべき公式の道を、君たちは祝福を受けたからといって、二人でもって子供を生んで、自分たちだけで楽しく生活していては、これは大変なことになるのです。
 イスラエル民族は出エジプト時代、みんなモーセの命令下で全体出動しなければならなかったのに、隠れていれば、皆殺しされてしまうのです。どんなに難しいことがあっても、先生の示す道に死力を尽くして、世界平和圏に向けて、競争して突進しなければならないのが、統一祝福家庭の行くべき道なのです。モーセの命令を守らない者はイスラエル民族も皆、荒野の鷲の餌食になってしまったのです。同様に、先生の言葉を重要視しない者は、皆アメリカの荒野の鷲の餌食になってしまうのです。皆さんがアメリカに来たのは、アメリカの人と祝福を受けて、アメリカの人の子供を生むためだけではありません。このアメリカの国を救ってあげるために来たのです。エバがカインとアベル、アメリカとヨーロッパ、旧教と新教圏を救ってあげなければならないのです。
 南アメリカはローマンカトリックであり、アメリカはプロテスタントです。あちらはラテン民族、こちらはアングロサクソン民族です。それらが互いに争っているのです。先生はそれを一つにするために、「AULA」という組織をつくっておいたのです。それで、今は「世界平和宗教連合」と「世界平和連合」を、六大州を越えて超民族的に組織しているのです。これはカインとアベルです。心と体が一つにならなければならないのです。個人から世界までつなげるような組織をつくっておかなければならないのです。「世界平和女性連合」は「世界平和家庭連合」に昇和するのです。
 女性はカイン・アベルを収拾して、真のアダムである完成再臨主と一体にならなければなりません。そして、氏族メシヤを中心として皆家庭につなぐのです。メシヤと一つになることにより、アダムに接ぎ木されて、個人伝道時代は過ぎ去り、家庭接ぎ木時代に入るのです。
 お母様を中心にして、さらにアメリカを中心として、英、米、仏、日、独、伊の六か国が一つになるのです。第二次世界大戦後に、新婦として新郎を迎えるべきことを皆失敗したので、再蕩減するためにアメリカは、アメリカと民衆を再び復帰しなければならないのです。復帰するためには蕩減しなければなりません。では、誰がそれをするのかというと、女性がお母様を中心としてするのです。そのようにして復帰時代を完成した条件が立ったので、「世界平和女性連合」創設とともに、女性解放を宣布したのです。
 それで、男性は堕落しなかった時のアダムの立場と、天使長の二つの立場があるのです。ですから、天に命令を受けた僕の立場と同じです。子供の立場ではいくらでも地上に来ることができるのですが、エバが堕落したので、女性はみんな地上に基地がないために自由に地上に来ることができないのです。ですから、地上で誰が来て準備するのかというと、男性が地上に来て一つにして解放するのです。
 イエス様がヨセフとザカリヤの家庭を中心として、氏族メシヤ圏において勝利すべきだったのに、洗礼ヨハネが侍ることができなかったのです。洗礼ヨハネがカインの立場であり、イエス様がアベルの立場なのです。堕落の時に、カイン圏天使長がアダムの妹を奪っていったので、蕩減復帰原則によって、アベルが洗礼ヨハネの妹を奪ってこなければならないのです。なぜそれができなかったかというと、親族関係で結婚することは、ユダヤ教が、イスラエル歴史が法的に歓迎しなかったからです。
 このように、親近関係が最も近づいた歴史的な一時があったのです。今日のアメリカも、最後の終点期を迎えて、そのようになっているのです。そこで方向を天に変えるべきなのに、サタンに引っ張られていって、今日フリーセックスになり、破壊圏に落ちてしまったのです。そこからいかに回るか? それには原理を知らなければ回れません。今や家庭が恐ろしい所です。家庭を中心としてすべてを失ったので、再び家庭を中心として、すべてを探して来なければなりません。そういう内容をすべて先生は知っているので、これらを正すことができるのです。霊界へ行って聞いてみれば、皆そうなっているのです。

 
 統一教会の家庭は四大心情圏と三大王権復帰
 アメリカにいる祝福家庭は、アベル家庭として、世界の各家庭、長子家庭を消化して自動屈伏させて、主流の家庭の方向へ甦らせてあげなければ、このアメリカは復興できません。生きる道がありません。そういうこともしないで、日本人同士で生活していては、アメリカは救えません。ですから今、君たちを再教育しなければ、日本の伝統を越えることができません。民族性を持ったまま霊界に行った場合は、大変なことです。霊界に日本の教会が残るというのです。
 日本人という前に、統一人であることを忘れてはなりません。アジアから見た場合に、日本列島は女性と同じです。また韓半島は男性と同じです。イタリアもそうです。イタリアが一〇〇〇年以上の権限を振るえたのは、大陸における女性と同じ立場なので、文明が発展したからです。そういう意味において、地理地学上から見ても、日本は韓国と一つにならなければなりません。でなければ大陸への道はありません。文明の発展の基地はすべて半島です。イベリア半島やギリシャ半島など、みんなそうです。シンガポールも、みんな半島です。世界の文明の交差点にもなるし、分割点にもなるのです。
 はじめに、祝福家庭はなぜ尊いのかと尋ねましたが、なぜだか分かりましたか? 原罪ではありません。原罪は堕落以後のものです。堕落以前の神様との関係があるのであって、原罪とは関係ありません。そう言う人は、原理を知らないからであり、原理が分かれば、祝福家庭は神様と直接の関係なのです。
 さあ、神様中心としてアダムとエバが喜びながら、踊りながら、祝福を受けたとすればどうなるでしょうか? 考えてみてください。神様の子供だったら、結婚させてあげないといけないでしょう? そうだね。原理の道は否定できません。聖書を読んでみると、堕落して追い出されてしまった後で、子供を生みましたか、生みませんでしたか? アダムとエバは子供を生んだのですね。子供を生んだということは結婚したことです。誰を中心として結婚したのかというと、神様が追い出したのですから、追い出したそのアダムとエバに再び神様は追っかけていって、祝福して結婚させてあげるということはあり得ません。ですから、サタンを中心として結婚したということは否定できないのです。
 問題は神様です。君たちは本当に神様を知っているのですか? 何パーセント知っているのですか? 正確に解答を出しなさい8 何パーセントですか?(まだ、わずかです)。これは大変な問題です。神様を知った場合には、神様の計画や何十年以後のことなど、今から成さなければなりません。先生がそうです。それで四十年前からこのことをやってきたのです。その当時は、何も理解できなかったのですが、四十年たった今、みんなを組み合わせてみると、世界のいかなる国にもできないような巨大で強大な、強固な組織体制になったのです。それをみんな涙ぐみながらやってきたということを忘れてはなりません。
 君たちはみ旨の道においてどのぐらい十字架を背負ってきましたか? アメリカはともかく、日本を救うためにです。これは真剣なことです。結局は、神様が分からないということが問題だということです。分かりましたか?(はい)。夫を理解するよりも、先に神様を分からなければなりません。妻を理解するよりも、神様をもっと分からなければなりません。それが分からない者は、夫婦共々に分からないようになって流れていって、でたらめになってしまうのです。
 文先生が世界中の男性と女性を集めて何をするかというと、日本では何といいますか?(仲人です)。それは、世界的な家庭問題、国の問題を解決するためです。世界が収拾できないのは、家庭問題であり、男女の問題です。そうですね。それから、祖父母と父母と相対と子供、三代の問題です。これ以外に国を救う道はありません。これを解決する方法を統一教会は、根本的目標として、歴史を通して今日までやってきたのです。統一教会の家庭は、四大心情圏と三大王権を復帰するのです。
 自分の祖父は天の特権大使です。もしも、アダム家庭が堕落しなかった場合には、おじいさんには神様と同じように侍ればよいのです。歴史を経て霊界に行って先祖たちの一番最後の者として残された主人がおじいさんなのです。ですから神様の代わりです。そして、お父さんは、この世界の地上の家庭の王様です。君たちの父母はみんな五十億の人類家庭の現代の王様です。過去の王様がおじいさん、現代の王様がお父さん、そして未来の王様となるのが、霊界の天国と地上の天国の両国を合わせた二つの国を相続し得る王子王女であり、アダムの子供であるべきだったのです。これが三大王権です。
 この家庭を引っ張っていけば、神様もついて来るし、人類もついて来るし、未来も全部ついて来るのです。これが、天上、地上、王権の中心になるのです。長子権を復帰できなければ、父母に帰ることは絶対できません。ですから先に長子権を復帰して、次に父母が堕落したのだから、父母を探さなければ王権が復帰できないのです。王権を復帰した場合には、王様ばかりではなく、世界五十億人類をまとめて、王権建設が成されるのです。そして、その王権を伝授される者は、その王様の長子なのです。
 王権、長子権を相続して、アダム家庭から歴代の長子が堕落しないで、王権を引き継いできたと同じような体制編成を世界的に成しながら、それを中心として、アダム家庭から王族、兄弟親族たちが王権を守って一体となり、王様と皇族がカイン・アベルとして一つにならなければ、神様は臨在できません。すべてが公式的になっているのです。ですから、(天的)皇族権を体恤しなければ、アダム家庭が家庭的天国に入るためには、今までの歴史と五十億人類を中心として、世界的天国を一度に地上と天上に再建設しなければならないのです。
 それは、女性解放問題も同じです。同等の権限で、今まで横的に広げたものを再臨主が来て、縦的体制とともに横的体制を整えて、四大心情圏と三大王権を成すのです。三大王権は、祖父は天の過去の霊界の王様であり、父は地上の現代の王様であり、子供は未来の王子王女という、三大王権です。これは各自の家庭において成すべきものです。先生の直系の子供を中心として、それから王族の立場において一つにならなければなりません。
 そして家庭編成、氏族編成、民族編成、国家編成を一度で成していくのです。サタンは、このような原則基準に合う基台を地上に持っていないので、退かなければならなくなるのです。ですから、この世界は行くべき道がありません。家庭と国を治める真理がないのです。それは、この統一教会にしかないのです。日本も、アメリカも、先進国家が何を言っても、皆同じです。何の方法も持たないのです。神様と真の父母を中心にして解決しなければなりません。
 それには、神様一代から何千代もの王権を相続して、五十億人類が堕落しなかったという勝利圏を横的に拡大して、主流王族と四方の王族たちが歩み寄って、真の愛を中心に一つとなって生活して、死んでから行く所が本来の天国であったというのです。分かりましたか? (はい)。このことをはっきり知らなければなりません。これは世界的です。今はその基盤だけをつくればよいのです。一か国、二か国、このことを成した場合には、世界は一度にすべてまとまってしまうのです。世界は既にそうなってきているのです。これを平面的に、五十億人類を中心として成し遂げるのです。
 長子権復帰、次に父母権復帰です。皆さんは父母なのです。氏族メシヤは家庭父母として、家庭メシヤをつくらなければなりません。家庭メシヤは、家庭においてのサタン勢力をすべて征伐しなければなりません。分かりますか? メシヤは真の父母であり、真の父母はサタンの権限をすべて征伐するのです。ですから氏族メシヤを送って、家庭メシヤとして整理するのです。それがアダム家庭復帰です。アダム家庭復帰、氏族王様、国家王様、世界王様、天宙王様となり、神と共に真の父母様につながれるのです。


 新しい家庭編成から
 そのような主流王権を中心として、六〇〇〇年の歴史をまとめて、そこに全人類が一つになって、真の心情圏で統一されて生涯終えていく所が、本来の天国だというのです。ですから、そこには民族感情がありますか、ありませんか?(ありません)。人種感情もないのです。それで、先生を中心として世界的祝福をするのです。白人も、黒人も、黄色人種も、問題ありません。皆、兄弟姉妹の心情を持たなければなりません。統一教会は新しい家庭編成、新しい民族編成、新しい国家編成、新しい世界編成を成し遂げていくのです。二〇〇三年までに整理しなければなりません。
 この前、イエス様の三十三回目の誕生日を祝いましたね。イエス様が四十三歳になるまでに、出エジプトの四十三年、四三〇〇年を延長してきたところの四十三年以内に、アジアとローマを一つにして、世界的氏族圏を持つ立場に立つべきだったのですが、イエス様が十字架につけらることによって、それらを皆、失ってしまったのです。それで先生は、イエス様を解放して、イエス様が家庭を持って四十三歳になるまでに、完全な世界的基盤をつくらなければならないので、急いでいるのです。分かりましたか?(はい)。日本民族大移動です。氏族メシヤをしない場合には、女性が皆出かけるのです。模範的な日本の女性になりなさい。 
 日本の女性は韓国に行っても、絶対に韓国の女性に負けてはなりません。韓国の女性は姉さんであり、日本の女性は妹です。復帰の基準から見た場合は、世界的アベルの立場に立っているのですが、国家的には韓国の女性が姉さんなのです。これは、神様から長子権、長女権を復帰したと同じですから、妹たる日本の女性は韓国の姉さんと一つにならなければなりません。二人はカインとアベルです。韓国の女性がアベルで、日本の女性がカインです。二人が一つになって天国をつくらなければなりません。今そのことをやっているのです。ですから、交差祝福を受けた祝福家庭は日本と韓国の代表です。昔みたいに日韓家庭、韓日家庭などと言ってはなりません。それが主流なのです。日本民族も、韓国民族も、アジア民族も、みんな同じです。サタンが、それを分からないように分割していったのです。神様は決してそうは願われなかったのです。神様のみ旨は統一です。統一教会は、そのような統一を成す教えを全面的に責任持っているのです。分かりましたね?(はい)。
こういう問題を成すに当たって、まず神様をよく知らなければなりません。神様を知ってから、長子権復帰が可能であり、神様を知ってから父母権復帰が可能であり、父母権復帰が必要なのです。神様を知ってから王権が必要なのです。神様王族が必要なのです。神様には何もないのです。そうだね? 神様と真の父母を中心として成すのです。今は兄弟の戦争です。民主主義は兄弟同士の戦いなのです。民主主義は腐敗して、もうだめです。これから王権時代に入るのです。これから、世界はどうなるかというと、先生の言うとおりになるようになっているのです。君たちが考えるようにはなりません。それでなければ、先生がつくるのです。君たちが聞かなくても、先生は聞かせるのです。これから、ヒマラヤの頂上のような峠を越えていかなければならないのです。


 原理の道は踏んでいく道
 世界中で飢えて死ぬ二〇〇〇万の人々のために、先生は魚の牧場をつくったのです。公害問題のオゾン層を、人類の代表として解決できるのは文先生しかいません。そのようにして、各方面に関心を持っていかなければなりません。先生が行けない時には皆さんが行って、涙を流し、汗を流して、先生の足跡の上に自分も足跡を残そうという思いを持たなければなりません。原理の道はそのごとくに踏んでいく道です。越えていく道ではありません。分かりましたか? おじいさんも、父母も、その道は子々孫々、何千代の後孫も、原理の道はそのごとくに行かなければならないのです。ですから蕩減の道なのです。
「長子権復帰8」。先生の後について言ってください。(長子権復帰)。「父母権復帰」(父母権復帰)。「王権復帰」(王権復帰)。そして四大心情圏と三大王権復帰です。分かりましたか?(はい)。「王族権復帰」(王族権復帰)。「(天的)皇族権復帰」(皇族権復帰)。これは、祝福家庭が成さなければならない絶対的に重要な項目です。分かりましたか?(はい)。
 長子権復帰で、初めての地へ行った場合には、模範を示さなければなりません。朝になって挨拶することにおいて、一日の生活において、サタンが自動的に頭を下げるような模範を示さなければなりません。それは、理解してくださいというのではありません。神様はそう言いません。まず実績でもって、その効果、価値を示さなければならないのです。それを各自が鑑定して、「それはもっと尊い。それは美である」ということを知った場合に、自分のものをすべて売ってでも、その美と取り換えるようになるのです。サタン世界の全財産を売っても、祝福を買ってでもまだ余って感謝するようになるのです。祝福家庭はそのようにならなければなりません。日本の問題もそうです。自分の家庭に財産を持っておりながら、自分の一家の安逸を貪って引き継いでいくのは罪悪です。それだけ、日本エバ国家の使命が完成されていないのです。しかし先生は、もうそういう時代を越えているのです。
 女性解放をしたので、皆アダム・エバになったのです。ですから、すべての女性も、子供も、すべて先生の下にあるのです。第二次世界大戦以降の四十七歳以下の者は、全部先生の下に移るのです。ですから今は、世界を指導する最高の人々は四十代から五十代なのです。神様は実にプログラムどおりにやっておられるのです。それからイエス様を中心として四十代まで下がってくるのです。ですから、あのクリントンも四十数歳で大統領になったのです。これは時世の運勢なのです。一時に、それを獲得させるのです。それを交差して転換させなければなりません。彼は先生の話を聞かなければ消えていくのです。ブッシュも先生の話を聞かないので消えていったのです。
 祝福家庭は実子権の家庭なので、祝福されてない家庭を教化しなければなりません。日本から太平洋越えてアメリカに来たのは、先生に引き寄せられて来たのですから、この天使長の国にエバ国家の伝統を残さなければ、自由世界は滅亡するのです。アメリカ人は、みんな高慢です。ドイツ人も高慢です。日本の統一教会メンバーが母の立場で、彼らを抱擁して教育するようになれば、統一教会もこんなに苦労しません。
 それで海外宣教十六年を終えて、昨年初めて宣教師たちを呼んで、先生がアラスカで教育したのです。十六数は韓国動乱の時の十六か国、オリンピック大会参加の一六〇か国です。不思議ですね。再臨の時代には、イエス様の時代の一二〇を、一六〇家庭と一六〇国家にするのです。ですから氏族メシヤとして一六〇家庭を復帰して、これを率いていかなければなりません。これが基本数です。ですから今は、ボヤボヤしていて氏族メシヤ圏を失った場合には大変なことになるのです。氏族メシヤ圏を持たなければ登録できないし、結婚しても入籍できないのです。子供を生んだ場合に入籍しないと大変なことになるようにです。それと同様に、国の定着時代になった時には、入籍時代に入るのです。その入籍の列が日本海を越えて太平洋まで長く続くというのです。全人類が、先を競って家庭ごとに入籍するようになるのです。大変なことです。
 ですから、アメリカで夫と共に子供たちを抱えて幸福に生きようと思っていたら大間違いです。先生自体がジプシーの親なのです。ジプシーです。ジプシー家庭の父親なのです。ジプシーです。ジプシーを知っていますか?(はい)。定着地のない群れなのです。それを率いていく者は、草原を求めて天幕を張って生活しながら移動していくのです。草を求めて草原を巡りながら生きていくのがジプシーの群れです。イーストガーデンが先生の定着地ではありません。


 本を中心とする教育
 原理の本も皆先生がつくったのです。今回の、「真の父母と成約時代」という本は、先生が全面的歴史を縮小してつくったものなのです。何回も訂正してつくったのです。ですから君たちは将来、先生の語った内容、先生の書いた内容を、自分勝手に加減して、訂正しようというような思いを持ってはなりません。そのようなことをした場合には、先生の二〇〇巻以上の説教集が皆飛んでしまうのです。分かりましたか?(はい)。天と霊界の先生の話のとおりにしておかなければなりません。いくらノーベル賞をもらったアメリカの大統領であっても、有名大学の出身者であっても、その人の意見で先生の話を変えることできません。
 この世界救済のために、先生が今まで話してきた内容は膨大なものであり、二〇〇巻もあるのです。それを先生は今全部読んでいるし、聞いているのです。毎日二時間以上です。これは立派な内容です。先生が三十年、四十年前に祈祷したその内容を聞いても、自分でも知らないうちに涙が出るところがたくさんあります。だから、ある韓国の有名人の教授は、先生の祈祷文を読んで、「いやー、歴史以来このような立派な祈祷をされた方はいない」と言ったのです。そのように評価され得る内容がたくさんあるのです。君たちはその本を読んでいないんじゃないの? 
 本(原理講論)を中心として教育するのです。大学で四十日修練会を行う時も、皆本を中心として教えてあげるのです。本を重要視する講義をしなければなりません。本を捨てて、原理講義だけを聞いて、三週間、四十日の修練会をしたとしても、それは永遠に残るものではありません。いくら講義をよくしたとしても、本には及びません。みんな本でもって教育する方法を取っていれば、世界的に統一教会は発展していくのです。高等学校を卒業した人に、本でもって教育した場合には、いくらでも教育できるのです。三週間、四十日修練会などいくらでもできるのです。
 ですから、今からは絶対に本を中心として講義するようにしなさい。そのことを命令してやったのが共産党です。それで七十年の間に、世界を風靡して一つにまとめられたのは、人が語って教育したからではありません。地下組織で本を読みながら、徹夜しながら、アンダーラインを引きながら、内容を何回も読み直すことによって、拡張運動をして共産圏が生まれてきたのです。これと同じです。サタンが神様の作戦を盗んで自分の勢力基盤を拡大し、神様のみ旨の道を崩壊するために先手を打って生まれてきたのが共産主義です。ですから、彼らの重要な会議は、皆夜に隠れて行うのです。
 問題は神様をどのくらい知っているのか、真の父母様をどのくらい知っているのかということです。皆さんは、真の父母様をどのくらい知っていますか? 将来のことは皆さんも分からないでしょうが、休む暇はないのです。先生は走り続けて駆け続けても、追いつかない道を走ってるのです。祝福を受けてボヤーッとしていてはなりません。荒野路程四十年の彷徨の路程を越えて、ヨルダン川を越えて、本国に帰国しなければ何の用もありません。南北統一をしなければなりません。
 日本は、エバの胎中にカインとアベルがいたように、リベカの胎中にヤコブとエサウがいたように、タマルの胎中にペレヅとゼラがいたように、双生児がいて戦っているのです。それが民団と朝総連です。それを一つにしなければはなりません。それが日本の使命です。柳寛順は十六歳でエバの代表です。神様のみ旨を去らせてしまった、崩壊させてしまったエバではなく、韓国の地に真のエバとして立ったのが十六歳の柳寛順です。彼女は生きた聖なる捧げものとなったのです。日本に完全占領された中で、独立運動をしたのです。その条件によって先生が生まれたのです。分かりますか? その先生が、日本人を愛するというのです。韓国人を越えて、韓国人より以上に愛するのです。もし結婚した場合には、自分の兄さん姉さん、父母より以上に妻を愛するのは、その正統性によるものです。すべてを日本のために捧げてきたのです。それで日本は大変です。
 
 最近、西洋の男性は皆、東洋の女性と祝福を受けることを願うようになってきました。アメリカの男性は、絶対にアメリカ人の奥さんをもらいたくないというのです。なぜかというと、すべてに風習が違うので、かゆいところがあった場合には、あれもこれもかいてくれと言うし、炊事も代わりにやってくれと言うし、子供もみんな抱えて歩いてくれと言い、みんな下敷きみたいにやって、みんなしてあげなければならないのです。このようなことは東洋の男性にとっては死んでもできないことです。本当に西洋の男性は、東洋の女性をみんな願うようになるのです。そうなると、西洋の女性は行くところがなくなり、フリーセックスとか、女性だけの風潮をつくっているのです。遊興街は七〇パーセントが女性なのです。それを統一教会の女性は、絶対に歓迎するのですか、絶対に反対するのですか? (反対です)。女性が問題なのです。女性がいなくても問題だし、いても問題なのです。そのような女性が三人集まったら、一番悪くなるのです。女性が三人集まった場合には、天下が安らかでないというのです。


 永遠の故郷
 問題は神様です。真の父母と神様をどのくらい知っていますか? 原理も重要ですが、原理の本体が真の父母なのです。真の父母も重要ですが、もっと神様が重要なのです。先生は平面的ですが、神様は中心であり、中心は絶対に一つしかありません。横的に無限に拡大して、球体になった場合には、スペースルームが無限に拡大するので、天国の国民は真の横的父母によって清算されるようになるのです。
 子供をたくさん生んで、霊界へ連れていった場合、天国は住む所がないということはありません。一人が一億の子供を生んで連れていっても、住む所はいくらでもあるのです。霊界は食料工場もなければ、自動車も必要ありません。考えてみなさい。食べるものも、着るものも、乗るものをつくる工場も何もなくてもいいということです。瞬時に思うとおりに、すべてが現れるようになっているのです。
 すべて愛の心情圏が、拡大される理想的拡大圏が無限であれば、無限圏の創造構想を現実圏界内で実践可能なる世界が、霊界、天国なのです。神様が私たちを住まわせるための永遠の住まい、本郷の地がいかに立派な背景でもってつくられているのか考えてください。その世界が、我々の永遠の故郷なのです。そうした場合に、真の父母がおられる霊界に皆方向を合わせるのです。
 祝福家庭は先生が行ってみたいという家庭にならなければなりません。絶対にお母様や子女たちが「その家は行くに及びません」と言っても、無理をしてでも訪問したいという家庭にならなければ、先生に率いられて直接天国に入ることはできません。
 皆さんは七大名節などのいろんな記念日を、何年も前から準備して迎える家庭になっていますか? 国を離れて長い間別れていた夫が帰ってくるのを、何十年も待っている女性はいくらでもいるのです。歴史以来、分離された天地が理想郷として合併するその一日を迎えるために、地上の女性は何十年、何百年、何千年も待ってきたのです。キリスト教は新婦教会であり、新郎を六〇〇〇年も待ってきたのです。六〇〇〇年は聖書の歴史であり、本当の人類歴史は何千万年、地球の歴史は少なくとも二五〇〇万以上です。そのような長期間、神様はこの一日を待ってきたのです。その神様の犠牲はいかばかりでしょうか? 
 神様と真の父母様をどのくらい知っているかというその比重が、中心に対して比例するその位が、霊界に入る自分の位になるのです。そのことを知って、地上に王権を準備しなければならないのです。それは真の父母の前に孝行し、真の父母の国の忠臣になり、愛国者にならなければならないのです。真の親の世界においての聖人になり、真の親と天の親の国、両国の王子王女にならなければならないのです。王子王女になるには、日々心情圏における相対圏をつくらなければならないのです。それらは皆アダムとエバを中心としての話であり、男性と女性の二人を中心としての話なのです。家庭を中心としての話なのです。それがモデルです。その原型を失ったので、それを元返すために、歴史は長子権復帰、父母権復帰、王権復帰、四大心情権と三大王権の復帰なのです。
 おじいさんは天の特権大使であり、お父さんは地上の五十億人類の家庭の王様です。皆さんは「自分のおじいさんが天の王様になればいい」と思い、「自分のお父さんが王様になればいい」とみんな思い、「そして自分が王子王女になればいい」と思うのですが、それが可能になるのです。欲望の最大の目標が完成されて可能になるのです。人間はそれを失ったのだから、満足することがないのです。足にピッタリ合うような靴がないのと同じです。ですから、みんな王様になりたいし、女王様になりたいし、天下のすべてのものを自分のものにしたいのです。
 霊界行けば無限の世界です。何千億マイルをも、愛の心情、愛の心を持てばどこへでもつながるのです。それは体と同じです。先生の体は大きいけれど、そっと触っただけでも全部が分かるのです。それと同じことです。霊界も一つの愛の心情圏になっているのです。その世界を占領するためのマラソン大会をしているのです。皆さんは何等になりたいですか? 一等ですか、二等ですか? (一等です)。誰でも、その特権を持っているのです。一等になりなさい。一等になるには、走っていかなければなりません。転んで飛んでいくのです。飛んでいって、足が地に着かなければ皆無効です。足を地に着けて飛んでいけば、一等になれるのです。


 世界平和女性連合から世界平和家庭連合へ
 救援摂理は復帰摂理であり、復帰摂理は蕩減なのです。なぜでしょうか? なぜ蕩減が必要なのですか? (蕩減しなくては復帰できません)。なぜ蕩減が必要になったのですか? (罪を犯したからです)。ですから、反対に行かなければなりません。アベルは兄さんを屈伏させなければならないのです。これはやさしいものではありません。子供たちがお母さんを復帰して、お母さんをつくらなければならないのです。お母さんと子供が勝利して、再臨主を引っ張ってこなければなりません。そのような蕩減をしなければならないのです。それでエバとカイン・アベルが、キリスト教文化圏を中心として蕩減しなければならないのです。
 カインとアベル、それは二つの国です。そこで、右翼と左翼を一つにして再臨主を呼んで来なければならないのです。原則は変わりません。これからは、全世界において氏族メシヤが中心になるのです。家庭において、主人は女性です。女性を中心として子供、それから氏族メシヤと再臨主が一つになるのです。夫は天使長であり、堕落のアダムです。自分の相対者を、自分の妻、自分の子供だと思ったら大間違いです。氏族メシヤの奥さんとして、子供として、三年以上侍らなければなりません。そうして、その氏族メシヤを王様のように、自分は天使長、僕として侍って侍って、そうして祝福して、自分の相対を授けてあげたいという思いで奉仕するのです。これが反対の長子権復帰です。
 再臨主は完成した長子の立場に立って、十六歳圏の堕落したアダムのような、二番目の次子の立場を接ぎ木させて、同じ基準に上げてやらないと自分の子供と、相対圏の奥さんを祝福してあげることができないのです。これが原理観です。ですから世界のすべての女性は、先生の氏族メシヤ圏と一つにならなければ天国に入る道がありません。なぜかというと、アダムの堕落は家庭から始まったので、蕩減復帰も家庭から始めなければなりません。個人から始まって、心身分裂、夫婦分裂、天下分裂、神人分裂、善神の衝突期が生じたのです。これを治めるためには、再び家庭を中心として、全部を総合して清算しなければなりません。それが原理公則なのです。
 ですから、女性は今、世界的に新しい男性理想を求めていかなければなりません。それで先生は、氏族メシヤ圏を送っているのです。そこに「世界平和女性連合」が、各家庭の女性をみんな引きつれて、そうして、その氏族メシヤと一つになることによって、「家庭連合」になるのです。「世界平和女性連合」は「世界平和家庭連合」に消化されていくのです。「家庭連合」に帰着しなければなりません。「家庭連合」の主人は氏族メシヤであり、奥さんと子供は、その氏族メシヤの権限下になるのです。
 それで旦那さんは、アダム家庭における天使長として侍らなければならないのです。結婚の相対圏はありません。天使長には、パートナーの所有権はないのです。分かりましたか? (はい)。アダムの体でもって堕落したのですから、それを再び愛することによって、奉仕することによって、自分の相対圏にあった奥さんと子供を再び祝福してやることによって、神様のほうに収拾できるのです。このように、アダムの実体を復帰すれば、後は霊的天使長しか残らないのです。
 これが氏族的メシヤ作戦の最後の戦略です。これを成した場合には、世界の戦争はなくなるのです。分かりましたか? (はい)。ですから第二次世界大戦後、四十七年以降に生まれたすべての者は皆二世です。イスラエル民族がエジプト出る時に一世をみんな殺したけれど、二世はみんな残したと同じように、二世は神様につながれるようになっているのです。不思議なことに、(旧)ソ連でもそうです。ソ連の二世も先生のほうです。金日成の二世もそうです。中国の二世もそうです。みんな先生が好きになるのです。不思議にもそうなっているのです。ですから、必然的にこれを収拾しなければならないという歴史的な使命を各自が持って、各家庭で平準化しなければならないのが原理観です。


 真の父母と成約時代
 氏族的メシヤは、一六〇軒を収拾しなければなりません。それで四月十日を中心として、韓国でも、日本でも「真の父母と成約時代」と題する新聞広告を出すようにしたのです。先生がアメリカを巡回して講演する度に、新聞に掲載し、また世界一六〇か国でも発表した場合には大変なことになります。今まで誰も、神様の摂理がこのように公式的になっているということを語ったことがないのです。この内容を知れば、これまでの歴史がはっきり分かるのです。知性ある人々はすぐに分かるのです。そして、大問題になるのです。このように大問題を起こして、すべてを神様のほうへ回るようにしなければなりません。それが先生の使命です。いくら迫害されても、「やりたければ、やれ!」と。これが最後の決戦なのです。ですから、問題は真の父母のために、神様のために証人になりなさいということです。何になるのですか? (証人です)。証人、証人、証人、証人の実体になりなさい! 証人では駄目です。後継者にならなければなりません。でなければ、先生の勝利権を伝授することはできません。
 ですから、親をはっきりとさせなければなりません。真の縦的親が神様であり、真の横的親が真の父母ですから、親を知らない者は、その後孫として天宙の祝福権を相続する権限はありません。真の愛に結ばれた心情圏に立った場合には、親も、子供も、神様も、真の父母も、すべてが平等な所有権を持つようになるのです。分かりましたか? (はい)。何がはっきりしていなければならないのですか? (親です)。縦的親ですか、横的親ですか? (縦的親です)。縦的親は誰ですか? (神様です)。横的親は? (真の父母様です)。それをはっきりとさせなければなりません。
 そして個人蕩減時代、家庭蕩減時代、氏族、民族、国家、世界と、これが縦的八段階なのです。また横的世界の個人復帰、家庭、氏族、民族と、八段階を全部知らなければなりません。それらを蕩減するために先生がいかに苦労してきたということは、君たちもこれから原理が分かることにより知ることができるのです。そして分かった場合には、そのとおりにやろうとしてもやる場所がないのです。君たちの行く場所は氏族圏しかないのです。先生は世界圏をみんな勝利したのです。先生が世界圏、国家圏、霊界圏、全部を勝利したものを、皆さんが氏族圏だけ勝利すれば、それらが全部つながるようになるのです。
 ですから、根と幹と穂先が、蘇生、長成、完成です。根が間違って、幹が間違って、穂先が間違ったので、新しく真の愛による氏族メシヤで五十億人類を、根と幹と穂先に全部をくっつけてしまうのです。立派な木に接ぎ木して、歴史以来堕落しなかった勝利圏を世界的に組むことによって、地上天国顕現が可能になるのです。先生の計画は一族復帰ではありません。韓国、日本、アメリカ、今はそういう世界的時代に入っているのです。ですから民族性とか、習慣性とか、一国主義はみんな過ぎ去っていくのです。
 神様が分かった場合には、真の父母分かった場合には、それが自動的に解決するので、私たちは国境を越えて結婚するようになるのです。地球の果てまで手を伸ばして、愛の相対を求めていくようになるのです。それは健全なことです。君たちは渡り鳥を知っているでしょう? 熱帯圏に住む鳥も、赤道を中心として北へ二十三度、南へ二十三度と、太陽の移動と共に行ったり来たりするのです。南に住む魚も、鳥も、北に移ってくるのです。つばめもそうです。なぜ南に行ったのに、そこで住まないで春になったら北へ向かって飛んでくるのでしょうか? それは南で獲物を食べて、北に来てまた獲物を食べることによって、それらがプラス・マイナスになるからです。魚もそうです。塩水の魚は、繁殖するために卵を産む時は、雨水の境界線でないといけないのです。大洋に住んでいるサーモンやストライプト・バスの群れが、ハドソン川を上がってくることによって、海水と淡水、プラスとマイナスを調和させることにより、立派な種がつくられるのです。
 それから小さな魚も、大海の中央の水と島の岸の雨水が一緒になるプラス・マイナスの所で皆、卵を産むようになっているのです。大きな魚も皆、島に来て、雨水に濡れて、塩分を落して卵を産むのです。プラス・マイナスが和合することによって、健全で立派な子孫が産まれてくるからです。
 また呼吸にしても、一度吐き出してまた再び吸うように、すべてが平均的になってるのです。これらが平均にならなかった場合には、長生きはできません。それと同じように、みんな違っていても、歩調を合わせるところに理想が生まれてくるのです。統一教会は、今からそのようにするのです。北極の人と南極の人は、寒いことでは同じです。しかし方向が全く違うのです。向こうは地球の上のほうに立つので逆さまになるのです。それですべての細胞も平均を取るようになっているのです。ですから渡り鳥も、そういう意味で健全な後孫を残すために、大洋を越えてヒマラヤ山脈を越えていくというのです。
 同じように統一教会も、一国を越えるだけではなく、何か国も越えて、西洋の果てまで行って、相対を求めるというのです。そして、共に自分の故郷に帰り、愛し合えば、そこに生まれた子供は世界を指導するようになるのです。ですから皆さんの子供たちを見てみなさい。先生が祝福してあげた子供たちなので、みんな立派で、賢いのです。


 統一勇士祝福家庭の使命 
 ここで子供のいない人は手を挙げてみなさい。この世界では子供を生まないことを誇りとするようですが、統一教会では子供を生むことを誇りとするのです。それで一世紀以降には、統一教会のメンバーが世界人口の三分の二以上になるでしょう。(笑い)これは本当です。日本もそうだね。優秀な子供を残すために、大洋を越え、ヒマラヤの山脈を越えて、先生のいる大陸へやってきたのですね。もし、先生がアメリカにいなかったならば、こんなに日本人が来ることはないのです。
 それでアメリカへ来てみて、そう悪くはないというのですね。アメリカは膨大な国です。水平線という話はあるのですが、これが地平線だということを、本当にアメリカに来て実感しました。朝、夕、太陽が昇り、日が暮れる風景は、実に感動的です。皆さん、紫の空を見たことがありますか? それは実に精神がスーッとなるような、何だか見惚れてしまうような気持ちです。自分も知らないうちに、そこに引っ張られていくような思いです。それで、太陽が昇るその時間が長いし、広いし、朝焼けを見ただけで感嘆するのです。
 それで先生は、将来ここに農場をつくって、日本の女性たちや、子供たちを連れてきてあげたいと思うのです。あなた方が年を取って、六十歳、七十歳になった場合には、自然の中で万物を育てながら、子供を育てると同じ心情を体恤して、神様の創造の心情圏を体恤して霊界に行けば、高い霊界に行けるのです。ですから、統一教会で苦労した人は、晩年そこへ連れていって、別荘で自給自足するのです。そういう計画です。それが理想郷です。先生はそのような大きな構想を持っているのです。
 また、アフリカで飢えて死んでいく子供たち見た場合に、そういう子供たちがサマリヤなどにたくさんいることも知っているので、真の父母として真の王権を考える者は、それ解放してやるべき天的使命がなきにしもある、絶対あるというのです。それで日本のメンバーにも、先生の代わりにやってもらおうと思っているのです。歓迎ですか、不歓迎ですか? (歓迎です)。本当ですか? (はい)。ありがとう。それで一六〇か国から十人づつにしても一六〇〇人ですから、今から一六〇〇双を中心としてやろうと思います。日本の高い文化をそこに伝授してあげるのが、統一勇士祝福家庭の使命なのです。分かりましたか? (はい)。本当に神様を知り、本当に真の親を知れば、その先頭を切ってやるのが祝福家庭であり…(ます)。「ません」。(ます)。「ません」。(ます)。「す」。(す)。「ません」と言わないところは、頭がいいね。やっぱり日本人です。
 きょうは、みんな原理の話を聞いていたので、このような内容の話になりました。神様をいかに知るかということ、それから神様との関係です。そして四大心情圏と、長子権、父母権、王権、(天的)皇族権についてです。君たちはまだその王権を相続する直系圏に入っていないのです。そして、真の愛を中心にして、理想的家庭の王権の主流と周辺の王族との一体統一圏、カイン・アベル一体を成して、行くべき所が天国なのです。それを成さなければ入れません。はっきり分かりましたね? (はい)。分かりましたか、分かりませんか? (分かりました)。分かったという者は手を挙げてください? (はい8)。みんな手を挙げたのですね。
 そのようにして、今からは家庭を重要視しながら、その家庭は種を植えられたブドウの木のように、だんだん、だんだんと大きくなって、その使命を果たさなければならないのです。分かりましたか? (はい)。先生は、もう時間がありません。ここに来たのが、九時四十分ですから、もう二時間半になります。三時間かな?(三時間半です)。
 いろいろと話をした内容を簡単にいうと、神様と真の父母をどのくらい知っているかということです。それは霊界に行った場合、すぐに聞かれることです。先生の教えはこれしかありません。これを全部まとめた長子権復帰、父母権、王権、(天的)皇族権、祝福家庭完成を成したらば、神様と共に住むことができるのです。
 氏族メシヤは先祖復帰です。父母復帰です。それから故郷復帰です。そして、神様と共に住むことです。皆さんが家庭メシヤをつくることで、親が自分を生んでくれた地が自分の故郷になるのです。今の故郷は天国につなげないのです。先祖復帰とともに、君たちの故郷を、真の父母と神様を中心として堕落しなかったエデンの家庭と同じ立場につなぐのです。ですから故郷復帰が可能なのです。
 先生の生まれた北韓の平安北道の定州は、先生の故郷であって、君たちの故郷ではありません。先祖復帰とともに故郷復帰を成し、それから神様を迎え入れるのです。アダムの行く所には、どこにでも神様はついて行くのです。ですから氏族メシヤ、家庭的メシヤをつくることによって、自分の父母が堕落しなかった完成アダム圏に立ち、完成した父母の立場に立つので、自分の生まれた故郷が天国につながって、天国故郷になり、堕落しなかった基準になり、神様と共に住む時代になるのです。これが氏族メシヤの三大使命です。みんな今は故郷がないのですね? 日本の島々は、神様とつながっている故郷ではありません。真の父母が生まれ、勝利の権を中心として、世界的に喪失した故郷を復帰しなければなりません。
 そのように先祖、父母を復帰することによって、故郷復帰、神様復帰をするのです。父母と神様が分離されたことが、初めて歴史以来そこで一つになり、アダム家庭と共に永遠に住むようになるのです。それが本来、家庭において完成すべきだった創造理想なのです。その基準を蕩減復帰するのです。分かりましたか? (はい)。氏族メシヤの使命を勝利するために試験をしましょう。三大重要項目をはっきりとさせなければなりません。さあ、十二時が過ぎ、雨が降ってきたので、先生は帰ります。最後に万歳をしましょう。


(この御言は、アメリカにおいて、先生が直接日本語で語ってくださった内容の要旨です。編集上の都合で、一部を割愛させていただきました。