迫害と祝福

 

一九八〇年五月一日

ワールドミッションセンター


レバレンド・ムーンは何をしようとする人でしょう。誰もが迫害をいやがります。しかし私は、迫害されることを好みます。それをみると愚かな男でしょうか、賢い男でしょうか、どちらでしょうか。統一教会の歴史は、いったいなんでしょうか。人類歴史に統一教会がどうして必要なのでしょうか。レバレンド・ムーンがなぜ必要であり、統一教会がなぜ必要なのでしょうか。そのレバレンド・ムーンが現れたことが、この世の中と神のみ旨となんの関係があるのでしょう。
レバレンド・ムーンの一生と、統一教会が歩んできた歩みというのは、歴史以来の、こういう真の愛の道を探していくために歩んできた道なのです。人々がこういうことを知ったら、人類はレバレンド・ムーンと統一教会に希望を見出すでしょうし、人類が繰り返し繰り返し歴史をかけて、天と地に記憶することになるでしょう。そういう場であることを、あなた方は知らなければなりません。
あなた方が私の言うとおりにすれば、ホーム・チャーチを通して、すべての恩恵を分配することができるのです。あなた方は、ホーム・チャーチが必要ですか。(はい)。あなた方は、レバレンド・ムーンとなんの関係があってホーム・チャーチをもつことができるのですか。それは、あなた方はなんの資格も持ってはいませんが、ただ神様の真なる息子になっているからなのです。真実の父、真の息子、娘、この変な言葉は、切っても切れない絆をもっているのです。
それでホーム・チャーチというのは、世界の十一条のようなものです。私たちは自分のホーム・チャーチの地域のすべての重荷とすべての罪を負うのです。それにはどうしたらいいのかというとホーム・チャーチの地域と私とが一つにならなければなりません。
このように膨大ですべてが謎めいた歴史を理論的に整理し、世界情勢と共に、現在のこの時を明確に位置づけることのできる立場で、あなた方がみ旨に対しているのということは、どれほど驚くべき事実でしょうか。あなた方は悟らなければなりません。今日、重要な立場にいるのです。あなた方は、パイプラインのようなものです。あなた方一人一人を通して、神の祝福が流れていくのです。それがホーム・チャーチです。これらの話は私が勝手に考えてことですか。それとも天の計画に合致した、理論的に正しいことですか。(正しいです)。だから私たちはどうしなければならないかというと、愛の爆弾、愛の原子爆弾にならなければならないのです。あなた方は愛の爆弾になりますか。(はい)。それなら問題はありません。あなた方は勝利者になるでしょう。
今、あなた方が知らなければならないのは、迫害の時代に迫害を受けた、それ以上の心情をもって、ホーム・チャーチを進めなければならないということです。それ以上の心情をもたなくては、天は助けることができません。私も迫害を受けた時代の心情以上で仕事をしなければなりません。どのようにしてかというと、愛で教育しなければならない、与えることに努力しなければならないのです。ホーム・チャーチはあなた方の教育の場所なのです。
レバレント・ムーンが今まで迫害されてきたのは、世界の祝福を集めるためのものだったのです。迫害が祝福を取り戻すための神の作戦であったのです。